ウコンは染料、香辛料あるいは漢方薬、インド古来の治療薬として用いられ、古くより医食同源に通じる食品です。
平安時代に中国より琉球へ伝わり日本各地へ広まりました。
インドのアーユルヴェーダ医学では、炎症を抑えることができる薬として記載されています。
また、肝機能改善、健胃あるいは胆汁酸分泌亢進などの様々な効能が昔から口承や多くの経験談として語り継がれています。
ウコンに3-5%含まれているクルクミンは、ポリフェノールの1種(カレーライスの黄色い色素)で、最近ではDCAと同じく、ミトコンドリアの活性を促す 働きが期待できるとされていたり、さまざまながん細胞の増殖と転移を抑えることが示唆されており、アメリカのM.D.アンダーソンセンターでは公に推奨してい ます。
最近は特に、抗がん効果の他にもアルツハイマーを予防する効果があることがわかり注目を集めています。
インド人がアルツハイマー病に発症する確率はアメリカ人の4分の1。これはカレーに使われるウコンに含まれる“クルクミン”というポリフェノールが認知症予防効果かもしれません。
ちなみにカレー(1食分)に含まれるクルクミンは約100mg程度です。したがって毎日10食分食べればいいのかもしれませんが、少し現実味に欠けていま す。ただインドの方はカレーだけでなく他の食べ物にも香辛料としてターメリックを使うので、認知症予防につながっているのかもしれません。
吸収率を高めるオメガ3やオリーブオイル黒コショウと一緒に摂るほうが効果的です。
※したがって、従来は3,000mgくらい摂る必要があると云われていましたが、1,000mgでも効果が期待できるようです。
<ウコンのサプリ>
eクルクミン