月別アーカイブ: 2015年1月

Q11:マスクは風邪・インフルエンザに有効である??

クイズ

マスクは風邪・インフルエンザに有効である??

 

答え

Yes

解説

残念ながらマスクはインフルエンザウィルスを通してしまいますが、マスクをすることにより鼻粘膜に保湿効果と保温効果が期待できます。

結果、たとえ細菌・ウィルスが鼻から侵入しても増殖しにくい環境となりますので予防効果があると考えられます。ちなみにインフルエンザの感染経路の1番はウィルスが付着したものを触った手で、目や鼻、口などに触れることによる感染です。外出からの帰っての手洗いが最大の予防ということになりますね。

マスクにはあまり知られてない効果もあります。

あわせてこちらの記事もお読みください!! >> ドライノーズにご注意を!

ドライノーズにご注意を! ・・・マスクは室内でも重宝します・・・

ドライノーズ“ドライノーズ”(鼻粘膜の乾燥)って、聞いたことがありますか? 
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、実はこの“ドライノーズ”が、最近ちょっと話題になっています。

ドライノーズが原因で、風邪やインフルエンザ、そして鼻や喉の炎症や過敏症などになる人が案外多いようなのです。しかし、ドライノーズになっている人が多いにも関わらず、自覚症状がほとんどないので、自分がドライノーズだとわかりにくく、放ったらかしにしている人も多いのではと懸念されています。・・・放ったらかしにしたままだと、次第に鼻の機能が恒常的に低下してしまい、慢性炎症状態から、ひいては免疫力が著しく低下してしまい寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。

ドライノーズそういえば・・・? 
よく鼻血がでる・・・、よく鼻がつまる・・・、よく点鼻薬を使ってる・・・、利尿剤を飲んでる・・・、鼻くそが多い・・・、長い時間エアコン暖房・・・、風邪をひきやすい・・・、よく鼻の奥や喉に痛みが・・・、よく咳が出る・・・、年をとっている・・・、という人はもしかしてドライノーズかもしれません?!

ドライノーズの原因と悪化要因は、ずばり乾燥です。エアコン暖房の普及と部屋の気密性の高さが仇になり、ドライノーズの広まりに拍車をかけているとも言われています。特に冬場は、エアコン暖房中の室内は湿度20%を下回ることも・・・。そうなればドライノーズになってもおかしくはありません。 
(ちなみに国際線、機内湿度は約20%・・・ドライノーズ要注意です)

ドライノーズドライノーズ対処は、単純明快、鼻粘膜の保湿・保温に尽きます!

「まずは部屋に加湿器を・・・」と成書にはありますが、個人的には(結露の心配もないので)、マスク(市販のマスクでOK)がお勧めです。マスクは外出時というイメージが強いかもしれませんが、実は、鼻粘膜の保湿・保温には、マスクがいちばん手軽でコストパフォーマンスのいいアイテムと言えるかもしれません。

蛇足ながら・・・、睡眠中もマスクをしておくと、みなさんの吐く息で保湿保温がばっちり、風邪やインフルエンザ予防になります(ウイルスのほとんどは低温乾燥が大好きなのです)。

ドライノーズ対策・インフルエンザ予防

 dr-okamoto文責:eクリニックスタッフ医師 岡本 裕

 

Q10:ビタミンB2は、脂質代謝に働くためダイエットにも有効なビタミンである。

クイズ

ビタミンB2は、脂質代謝に働くためダイエットにも有効なビタミンである。

 

答え

Yes

解説

ビタミンB2は、水溶性のビタミンなので毎日摂取したい。ビタミンB2が不足するとまず唇、舌、目などの粘膜にトラブルが起きる、成長期のこどもの場合は成長がとまってしまうこともある。脂質は沢山のエネルギーを産出するがその代謝にB2が使われる、脂質の摂取量が多い人はビタミンB2不足になりやすいので注意したい。多量に摂取しても一定以上は吸収されずに体外に排泄されるので、通常は過剰摂取による毒性や過剰症の報告はないが、過剰摂取により下痢や多尿が起こる可能性は示唆されている。また、ビタミンB2は黄色を帯びているため過剰に摂取すると尿が黄色やオレンジに変色する。

唇、舌、目などの粘膜に違和感を感じたらビタミンB2不足かも!! それには >>eマルチビタミンα