クルクミン(特長・摂り方・注意すること)

クルクミン(特長・摂り方・注意すること)

1. クルクミンとは

img132-01ショウガ科の多年草、秋ウコン(ターメリック)に含まれる有効成分(黄色い色素;ポリフェノール)です。

カレーの香辛料や色素として有名ですが、昔からいろいろ有用な作用があることはわかっていました。最近は特に、抗がん効果やアルツハイマーを予防する効果があることがわかり注目を集めています。

2. 期待される効果

抗酸化効果
解毒効果
抗菌作用(ピロリ菌、病原性大腸菌・・・)
肝機能の改善効果
がん予防
抗がん効果(アポトーシスの誘導、血管新生の抑制、細胞増殖因子を抑える、浸潤や転移を抑える)
転移を抑える効果
動脈硬化を予防(脳梗塞、心筋梗塞の予防)
抗炎症効果
糖尿病の予防
アルツハイマーの予防(・・・最近の話題です)
老化予防

3. どれくらい摂ればいいか

決まりはありませんが、1,000から1,500mg/日が一般的 です。

4. どれくらいまで摂っていいか

1日に12gでも問題はないという報告がありますが、摂取限度に特に決まりはありません。

5. 副作用

副作用は特にありません。

6. 飲んではいけない人、注意を要する人

胆嚢炎の方
妊婦や授乳中の方
抗凝血薬、シクロホスファミド(エンドキサン)、イリノテカン(カンプト、トポテシン)を投薬中の方は注意が必要です。

7. こんな方にお勧め

がん患者さん(白血病、悪性リンパ腫、胃がん、大腸がん、すい臓がん、腎臓がん、膀胱がん、子宮がん、乳がん、卵巣がん 頭頸部がん、肺がん、悪性黒色腫、神経腫、肉腫)
抗がん剤治療や放射線治療を受けている方(相乗効果を高め、副作用を軽減する)
免疫力を高めたい方
がん予防のために
肝機能の改善
アルツハイマーの予防に
糖尿病の予防に

8. クルクミンを摂取するメリット

古くから安全性が確かめられている (効果/副作用が抜群に高い!)
比較的安価 (吸収率を高める方法が確立された・・・下記トピックス参照)
マルチタレント (同時にさまざまな効果が期待できる)

9. トピックス

吸収率を高めるオメガ3やオリーブオイル黒コショウと一緒に摂るほうが効果的です。
※したがって、従来は3,000mgくらい摂る必要があると云われていましたが、1,000mgでも効果が期待できるようです。


インド人がアルツハイマー病に発症する確率はアメリカ人の4分の1。これはカレーに使われるウコンに含まれる“クルクミン”というポリフェノールが認知症予防効果かもしれません。
ちなみにカレー(1食分)に含まれるクルクミンは約100mg程度です。したがって毎日10食分食べればいいのかもしれませんが、少し現実味に欠けています。ただインドの方はカレーだけでなく他の食べ物にも香辛料としてターメリックを使うので、認知症予防につながっているのかもしれません。

世の中には「ウコンの力」などという不思議な物があって、なぜかよく売れているとか・・・。これを買う人は、きっと非常に素直なのか、ボランティア精神に満ち溢れているのか、とにかくとてもいい人に違いありません。そもそも「トクホとは大企業がイメージ戦略で大衆を洗脳し、たいしたことがない物をたいしたことがあるようにみせかけ、わざと高く売るからくり」で、現に、値段に見合う製品など今までにほとんど見当たりません。


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