6. タンパク質は足りてますか?
意外と盲点なのは
年齢を重ねるごとに、お肉などの動物性タンパク質の摂取量が減るせいか、タンパク質不足になりがちです。
とある老人ホームで調べたところ、なんと半数以上の方が、タンパク質不足でした。最近は、高齢者だけでなく若い人にもタンパク質不足が増えてきています・・・ダイエット志向の影響なのか、糖質摂取が多いせいか?
タンパク質は、皮膚、筋肉、臓器、骨、血液、ホルモン、酵素など、体を構成する物質のもと(材料)になるものですので、そのタンパク質が不足してしまいますと、即、健康度の低下と直結し、風邪や肺炎はもちろんさまざまな病気になりやすくなります。
タンパク質が足りているかどうかは、「アルブミン(Alb)」値で簡単にわかります
血液中には100種類を超えるタンパク質が含まれていて、アルブミンはその約67%を占めています。
アルブミン値は、栄養状態の目安をはじめ、肝臓、腎臓などの状態を把握するのに利用されています。
次回、血液検査をされた場合は一度チェックしてみてください。
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文責: 岡本 裕