ビタミンDの働きとして、体内のカルシウムバランスを調整したり、骨への吸収促進、免疫力UPやガンや糖尿病、自閉症の改善に有効と様々なところで活躍する栄養素です。
そのビタミンDには、D2からD7までの6種類(※1)あるのですが、D4~D7は食品に含まれる量はほとんどなく、その効果も低いため、一般的にビタミンDといえばD2(植物由来)とD3(動物由来)のことを指します。
ビタミンDは肝臓と腎臓で代謝されて活性型になる(※2)。
のですが、お医者さんが処方する医薬品の活性型ビタミンDで、一気に血中濃度が上昇する危険があるので使用には注意が必要です。
一方、サプリメントのビタミンDは貯蔵型で副甲状腺ホルモンやCa濃度によってコントロールされ、必要に応じて腎臓で代謝されて活性型になります。
※1:D1は、D2を主成分とする混合物に対して誤って与えられた名称の為、現在は用いられません。
※2:日光に浴びない生活をしていると体内で活性型ビタミンDに変換されません。
参考
健康情報サイトeコメント
厚生労働省「統合医療」情報発信サイト ビタミンD
国立がん研究センター 多目的コホート研究