病気にならないための健康生活(オプティマルスヘルス)の薦め 【2】

先回オプティマルスヘルスな生き方をご説明した私でしたが、あろうことか言ってる傍から風邪らしき兆候に陥り、なんとか自然に回復を試みるも長引いて悪化しても困るので市販薬を導入、なんとか回復。さて、今回なぜこの様な事が起きたのかを自分なりに検証してみた。

1.自分が思っている以上に栄養バランスはギリギリのライン?
自分では糖質を摂りすぎていると言う思い込みから普段の食事で主食を抜場合が最近多かった。しかし、健常者であると言う錯覚から摂取するサプリメント量を増やす事はしなかった。(これが一つ目の要因)
※厚生労働省の食事バランスガイドで比較しても解る。

2.副鼻腔炎の薬が身体に合わなかった?
調子が悪くなった一つの要因に毎年春と秋に症状が出る蓄膿症の影響と思い、今回も耳鼻科に担当の先生に「今回は早めに来たね、しかし、治らないのは免疫力が落ちてきているからかな?」と意味深な台詞を・・・。「しかし、状態は軽いから比較的弱い薬にしとこうか」この薬が実は飲んで気づくのだが、身体に合わなかった。たった2回しか飲んでないのに与えた影響は大きい。1回目は、軽い発疹が出た。2回目は翌朝食後に飲んだが、その後下痢に・・・(これが二つ目の要因)下痢は思っている以上に体力を奪う。私の身体は更に免疫力を落としていたにも関わらず、サプリメントの補充はいつも通り。

3.体調を崩した段階で健常者ではなく病気の一歩手前と考える。
体力が落ちた私に襲い掛かるのは大衆の敵“風邪”である。
咳をすることで身体は激しい運動を伴い発汗するがその汗が冷えて季節特有の風邪を併発する。何を食べても美味しくない、微熱がある、喉が痛い・・・栄養を吸収できていないことを自覚する。此処に来て初めて摂取するサプリメント量を増やす。それまでは食事で何とかと思っていたが、食事を身体が受付けないのである。サプリメントの量をe-クリニックの岡本先生ががん患者さんに推奨する量まで増やす。ついでに市販の風邪薬も導入して快復できるか試してみたら意外や数時間で症状が少し治まる。

これらから判ること(一例に過ぎませんが・・・)を、次回からは同じ轍を踏まない様にまとめておく。

1.何かしらの普段と違う症状が出た時には、それはぎりぎり健常者ではなく、既に病気の一歩手前に居ると思うこと。(すぐに最良の改善、回復を試みること)

2.摂れていると思っても自分が思っている以上に栄養が摂れていない(バランスが悪い)事を自覚する。

3.食欲不振のときの食事
特に病気が原因でなくても、ストレス、食事のアンバランス、不規則な生活などによる食欲不振は、まずそれを改めなければいけません。また、原因となる病気がある場合は、病気の治療を優先。

1 一口でも食べる
とにかく一口でも、食べられるものを口に入れることが大切です。食欲がないからといって、いつまでも食べないでいると、いつまでたっても食欲は出てきません。食べないでいるうちに体脂肪の分解がすすんで、かえって食欲を抑えてしまう。少しでも食べると、これが呼び水となり、食欲が出る。

2 ストレスをとり除く
帰宅したら、まずゆっくりと入浴を。ゆったりとした気持ちでくつろぎ、家族と雑談したりして気分を切り換えることで、自然と食欲も出てくる。

3 食前に適度にアルコールを飲む

アルコール類は、胃液の分泌を亢進し、食欲を増進させる。もちろん、飲みすぎるとかえって逆効果になってしまいますので、適度を心がけて。
※今回は、アルコールを欲しいと思わなかった・・・

☆料理のアドバイス
好みの食べ物を、食べられる量から始めます。一般的には、口あたりがよくてあっさりとした食品や料理がよい。揚げ物は酢と組み合わせると食べやすい料理になります。食欲増進剤となる食前酒や香辛料、香味野菜、酢や酸味を上手に利用しとり入れる。味つけはバラエティをつけ、少し濃いめに。おいしそうに盛りつけをするなどという演出も、食欲を増進させる大切なポイント。

食欲増進効果のある野菜・くだもの

▲セロリ▼
西欧では、古代から薬草として用いられてきただけあって、セロリにはさまざまな薬効があります。まず、芳香健胃食品としての効用があげられます。セロリはごはんやパンなどの炭水化物の消化を促進し、食欲を増進する働きをもっています。食欲不振のときは、セロリのジュースを作って飲んでみましょう。また、セロリをホワイトリカーと氷砂糖に漬けて作るセロリ酒は、食欲増進のほか、疲労回復や不眠症にもよく効きます。セロリのミネラルが血行をよくするので、疲労回復や解毒強壮にはもってこいです。
☆ジューサーでしぼって、レモンとハチミツを加えて飲みます。セロリだけでは飲みにくいので、にんじん、りんごなどを加えて、ジューサーにかけてもよい。
▲ぴわ▼
びわの葉の表面の毛をよく落としてから、陰干しにしたものを手でもんで細かくします。こうしてびわ茶を作り、これをお茶がわりに毎日飲めば、疲労回復、かぜの予防、利尿、食欲増進などによく効くといわれます。また、暑気あたりには、びわ茶を冷やしたものにハチミツを加えて飲みましょう。葉を煎じた汁をお茶がわりに飲むというのも、暑気ばらいや夏バテ対策には有効な方法です。
▲その他▼
とうがらし
食欲不振のときには、とうがらしとレモンをホワイトリカーに漬けた、とうがらし酒を食前酒として飲むと食欲が増進します。
きゅうり
ぬか漬けやみそ漬けは、食欲を増進させ、胃腸の調子を整える働きがあります。特にぬか漬けは暑気あたりの解消にも効果的。
トマト
夏場、体がバテて食欲が不振のときは、まずトマトジュースを1本どうぞ。さわやかな酸味が胃をスッキリさせ、食欲を増してくれます。
ぶどう
食事前に軽くぶどう酒を飲むと食欲増進につながり、また、肉類の消化を助ける働きもしてくれます。
パイナップル
酸味のある食品は、食欲増進の効果を持つものが多いのですが、パイナップルに含まれているクエン酸にもその働きがあります。夏バテで食欲不振のときなど、パイナップルを食べると食欲が出てくるでしょう。

食欲不振になってからじゃ遅い!!
食欲不振にならないように日頃から十分な栄養をマルチビタミンで補充しておく習慣の方が経済的にも安上がりです。