活性酸素と水素の話

 

■ 活性酸素

酸素は私たちが生きて行く上で不可欠ですが、体内ではいろんな原因で「反応性の高い酸素化合物」ができます。その総称が「活性酸素」です。
活性酸素はとても反応性が高く、手近にあるものとすぐfck2012051010490496ddc07ec8e3c2b8反応し、相手を酸化します。細胞膜の脂質、細胞内にあるタンパクや酵素、核内にあるDNAやRNA…。相手が誰だろうとおかまいなしに結びつき、酸化し、形を変化させ、働きを妨害します。
幸い私たちの体には活性酸素を消去し、障害を修復する仕組みが備わっています。しかしその害を完全に防ぐことはできず、活性酸素による細かな障害は全身でしだいに蓄積します。こうして加齢(老化)が進み、加齢に伴うさまざまな疾患(高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、肥満、認知症、がん、白内障、網膜黄斑変性症、関節炎、…)のリスクが高まります。

■ 活性酸素と水素

活性酸素の害を軽減するには、 筋肉細胞を使うことで酸素処理能力を高める、抗酸化成分を多く含む野菜や果物をたくさん摂る、抗酸化サプリメントを摂る、などの方法があります。そして最近注目を集めている新しい抗酸化成分が「水素分子」です。fck201205101049368d7f0da000b107a6
水素には抗酸化作用があり医療効果があることを、日本医科大学の太田成男教授らが世界的な医学誌に発表しました(2007年)。その後世界中の研究者らがさまざまな実験モデルや臨床試験で水素の抗酸化・抗炎症を中心にした医療効果を確かめつつあります。


 

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