4. あなたの『インスリン抵抗性』は?
空腹時の血糖値などは健診などでもよく測定すると思いますが、
40歳を越えた方、あるいは若くても糖尿病家系の方は、
ぜひ『インスリン抵抗性指数』を測定してみることをお勧めします。
『インスリン抵抗性』とは文字通り、インスリンの効きにくさのことで、インスリン抵抗性が高いほど、インスリンが効かないわけですから、血糖値が高くなり、糖尿病になりやすくなると同時に、肥満、高血圧、動脈硬化も促進してしまいます。
実に、『インスリン抵抗性』が高ければ高いほど困ったことなのです。
『インスリン抵抗性』が高いまま放っておくと、高くなった血糖値を下げようと、さらにインスリンが分泌され・・・、
がんを促進したり、老化を早めたりと・・・、いろいろとやっかいなことになり、健康寿命を縮めることになります。
そんな『インスリン抵抗性』ですが、血液検査項目の1つ『インスリン抵抗性指数(HOMA-R)』で、簡単に知ることができます。
基準値(正常値)は
インスリン抵抗性指数(HOMA-R)<1.6
空腹時血糖値(FBS)<100mg/dL
インスリン値(IRI) <2~10μU/mL
ちなみに『インスリン抵抗性』を低くする(改善する)方法は、
ずばり・・・糖質制限食(ケトン食)です。
詳しくはeクリニックまで・・・。
あ
文責: 岡本 裕