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Q38.コレステロールを多く含む食品(卵、イクラなど)は摂らないほうがいい??

クイズ

コレステロールを多く含む食品(卵、イクラなど)は摂らないほうがいい??

答え

No

解説

皆さんはコレステロール=体に悪い!!
とイメージがあるかもしれませんが

コレステロールは動物の体をつくる脂肪の一種で、性ホルモンや細胞膜の材料となるなど、人の体には欠かせない脂質のひとつです。

実際、日本人の平均寿命が世界のトップクラスになった理由のひとつは、食生活が豊かになってコレステロールの摂取量が増したことで、脳卒中による死亡者が減少したことも一因にあります。


確かに血液中のコレステロールが多くなり過ぎると「高コレステロール血症」となり、
動脈硬化や脂質異常症が心配になってきますが、だからと言ってコレステロールが多い食品を食べたからすぐにコレステロール値が高くなるわけでもありません。


体に必要なコレステロール8割は体内で作られています。
食事から多く摂取したときは、体は作る量を減らし総コレステロール量を調整しています。

ただ
体質、加齢、食生活の乱れなどで、調整がうまくできなくなるとコレステロールが増えてきます。
周知の通り、コレステロールには「善玉」のHDLコレステロール「悪玉」のLDLコレステロールの2タイプあります。


「善玉」のHDLコレステロール・・・全身に必要なコレステロールを配って回る
「悪玉」のLDLコレステロール・・・コレステロールを回収して回る


要は、善玉と悪玉のバランスが大切です。


コレステロールのバランスを保つためには、
レバー、イクラ、ウニ、卵のようなコレステロールの高い食品の食べ過ぎに注意するとともに、
コレステロールを排出してくれる効果の高い、食物繊維や魚に含まれる不飽和脂肪酸、大豆製品などを取り入れていきましょう。

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関連記事 >>>オメガ3の特徴

Q37.血管年齢が若くなる油がある??

クイズ

血管年齢が若くなる油がある??

答え

Yes

解説

『血管年齢』が若くなる油、老ける油があります。

血管も血液も、もちろん加齢と共に老化していきます。
硬くなった血管、ドロドロになった血液と言えばご理解しやすいでしょうか・・・

過剰なコレステロールや中性脂肪により、血管の内側に傷がつくと、次第に血管は厚く硬くなり、詰まりやすくなってきます。
これが動脈硬化です!!

では、血管・血液を若くするためには、どうすればいいのでしょうか???
この鍵を握るのは「脂肪酸」です!!

「脂肪酸」には大きく2つに分類されます。
常温で固形のもの=【飽和脂肪酸】 と 液体のもの=【不飽和脂肪酸】

【飽和脂肪酸】は総じて摂取過剰ですので気を付けてください。
 悪玉コレステロールの増加の一因ともいわれています。
(牛脂、豚脂、バターなどの動物性脂肪)

【不飽和脂肪酸】には【多価不飽和脂肪酸】と【一価不飽和脂肪酸】があり
(下図参照)
オメガ系の油脂をバランスよく摂取するのがポイントですね (*^^)

omega_keiyusi

【多価不飽和脂肪酸】はヒトが体内で他の脂肪酸から合成することが出来ない為
食物として摂取する必要のある脂肪酸です。=≪必須脂肪酸≫

  ≪必須脂肪酸≫オメガ-6系オメガ-3系に分けることができます。

オメガ3系も6系もいずれも必須ですが、バランスが大切です。
 
オメガ6系は、少なくとも日本人は普通の食事をされていれば足りています。
むしろ近年では摂りすぎになっていますので注意しましょう。

反して、オメガ3系の摂取は不足していますので、
積極的に摂取する必要があるでしょう。


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関連記事 >>>オメガ3の特徴

Q36.骨を強くするためには、たくさん牛乳を摂るとよい??

クイズ

 

骨を強くするためには、たくさん牛乳を摂るとよい??

答え

 

No

解説

 

「カルシウムを摂るなら牛乳」
コマーシャルなどでイメージが出来上がっていますが

牛乳に含まれるカルシウムを吸収するために必要なラクターゼという酵素が、日本人の腸(乳児を除く)には少ないことが分かっています。

なので・・・どんなに牛乳を飲んでもカルシウムは分解・吸収されることなく排泄されてしまってます。
うまく消化出来ず・・・牛乳を飲むとお腹がゴロゴロ。下痢を起こす人という方もいらっしゃると思います。

 
カルシウムを摂るなら小魚や野菜、海藻、豆類などから充分摂ることが出来ます。

また、色々な食品を摂ることでカルシウムだけではなく
マグネシウム、亜鉛などのミネラルなど一緒に摂れカルシウムの吸収もよくなります。

骨を強くするには
バランスよく野菜、小魚を摂り
あとは太陽の光の下で運動をすることがポイントです。→ビタミンDの働き

ビタミンDの働き

【ビタミンDの働き】

ビタミンDはカルシウムのバランスに役立ち、骨への吸収を促進します。

また、最近では免疫力アップ効果によってガン作用や糖尿病・自閉症の改善に有効という報告もされています。

【ビタミンDの種類】

ビタミンDにはD₂~D₇の6種類があります。
ただビタミンD₁は不純物と分かったため存在しません。 
このうち重要なのはD₂とD₃の二つです。 
最近ではD₃の方がD₂よりも働きが強いと言われています。

 

【ビタミンDを多くするには】

ビタミンDは、体内で作ることもできる微量栄養素です。 
その方法は2つあって、紫外線を浴びて皮膚にある成分から作る方法と食事です。



食事からのビタミンDは、D₂が植物由来、D₃は動物由来です。
ビタミンD2を多く含むのは、天日干しシイタケ・きのこ・海藻類など 
ビタミンD₃を多く含むのは、魚肉・肝・鶏卵などです。

これらのビタミンD₂やD₃がビタミンDとして作用するためには、紫外線が必要です。 
このようにして作られたビタミンDはたんぱく質と結合し肝臓や腎臓で加工されます。 
そして、一番役立つ型=活性型ビタミンDになっていきます。

 

【ビタミンD3】

ビタミンDの一番の供給源は、皮膚にある7-デヒドロコレステロール(プロビタミンD₃)です。
これが日光を浴びることによって一番の働き者「活性型ビタミンD₃」になります。

 

【紫外線とビタミンD】

紫外線の中でビタミンDを作ってくれるのはUV-B(280~315nm)と呼ばれる光です。 
日焼けの原因と言われる光です。
このUV-Bのうち295nmで多くのビタミンD₃を作ることができます。 
ただ、残念なのはUV-Bは服やガラスを通過しません


ということは室内に居る事が多い現在の生活・仕事ではビタミンD不足を起こしているのです。 
日焼けに恐れず、ビタミンDを作れるように生活をバランスよく過ごしましょう。

 

では、どれぐらい日光を浴びるとどれだけのビタミンDができるのでしょうか? 
東京都内で夏に直射日光を30分浴びると、700~800IUのビタミンDが体内で作られると言われています。 (肌の露出度10%)
(2015.7.27 日本経済新聞)

また2013年の国民健康・栄養調査によると、男性の平均324IU/日・女性の平均276IU/日のビタミンDを 摂取しています。
これは目安量(良好な栄養状態を維持するのに十分な量200IU/日)を満たしています。 
しかし、日光を浴びない生活をしているため活性型ビタミンDに変換されていないのが現状でしょう。

【ビタミンDの働き】

ビタミンDの主な働きは 
① カルシウムとリンの吸収促進 
② 骨の形成と成長促進 
③ 遺伝子の働きを調整(免疫力アップ・糖尿病予防・発がんの抑制)

ビタミンDは、骨代謝や血中カルシウム調整に重要な役割があります。
ビタミンDが不足すると骨形成異常が起こり、小児期に発症すれば「くる病」成人期以降に発症すれば 「骨軟化症」といい、骨が柔らかくなる疾患です。

また、カルシウムが増加するとリンが減少します。逆にリンが増加するとカルシウムは減少します。 
このバランスをとるのもビタミンDの大きな役割です。

 

最近の食材には、添加物としてリンを含んでいる物が多く、また室内での過ごす時間が長くなっているので 活性型ビタミンDの生成が少なくなりカルシウムの吸収も少なくなっています。
その結果、骨折しやすくなり、また骨粗しょう症などを引き起こしているといわれています。

健康な骨をつくるためには、不足しがちなビタミンD・カルシウム・マグネシウム・タンパク質をしっかり 摂って、日光を浴びながら適度な運動が効果的です。

さらにビタミンDには、種々の細胞の増殖や分化やアポトーシスの抑制や免疫調整作用などの生体機能にも関わっていることが明らかになっています。 
多くのガン細胞においてビタミンD受容体が発現しており、ビタミンDがガン細胞の増殖を抑制し分化を誘導する作用を持つことが多くの研究で証明されています。

【ビタミンDの摂取上限】

2009年国民健康・栄養調査においてビタミンDの摂取量は、男性平均340IU/日・女性平均292IU/日と なっています。
これは前述しました2013年の統計と比べると多く摂取していたことになります。 
この事からビタミンDの摂取量は、毎年減少傾向にあると推測されます。

では免疫力アップやガン抑制を発揮するためには、どれ位のビタミンDを摂取すれば良いのでしょうか?
前述の目安量200IU/日は、あくまでも日常生活に必要な最低量ですので最善の健康(オプティマルヘルス)を目指すことができません。

国立がんセンターがん予防・検診研究センターの研究では、ビタミンD濃度と大腸がんの発生率との関係を調べています。25(OH)ビタミンDが最低(22.9ng/ml未満)のグループは、それ以上(22.9ng/ml以上)の グループと比べ直腸がんのリスクが男性4.6倍、女性2.7倍高い結果が得られています。(1ugが40IU)(Cancer,97;446-451,2007)

また、大腸がんの予防効果を期待できるビタミンDの摂取量として1000~2000IU/日が推奨されています。 (Am Prev,Med,32;210-216,2007)

【ビタミンD不足で引き起こす他の疾患】

ビタミンDが減少すると、その他に筋力低下・うつ病・統合失調症・花粉症などのアレルギー疾患・自閉症 など多岐にわたっています。

不足する原因として 野外での活動低下・大気汚染・UVカット製品の使用・ビタミンDを多く含む食材の摂取低下などが考えられています。

ビタミンDも重要な微量栄養素の一つであるために充分に補う必要があります。 
そのためにもビタミンD₃・カルシウム・マグネシウムをバランス良く含むサプリメントを活用するのも方法の一つでしょう。

 


参考・引用文献 
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』「統合医療」情報発信サイト 
厚生労働省 国民健康・栄養調査 
Wikipedia ビタミンD, ビタミンD欠乏症 
「食品成分表 増補版(五訂増補 日本食品標準成分表 準拠)」新しい食生活を考える会 編著 発行 (株)大修館書店 
「日本臨床栄養協会 サプリメントアドバイザー必携 第3版増補」編集 日本サプリメントアドバイザー認定機構 発行 (株)薬事日報社


文責:e-クリニックスタッフ・サプリメントアドバイザー 加藤 晴之

 

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< 摂取量目安 >:1~2粒/日 

Q35.野菜の色は、濃ければ濃いほど栄養が多い??

クイズ

 

野菜の色は、濃ければ濃いほど栄養が多い??

答え

 

Yes

解説

 

野菜の色素成分にはさまざま健康効果が期待できるので、色の濃い野菜ほど栄養価が高いと言えます。

野菜は太陽を浴びることにより、葉の表面に活性酸素が発生します。
その害から自信の身を守るために、ビタミンCやポリフェノールなどの抗酸化物質を作りだし生きのびてきたわけです。

だから、緑色が濃ければ濃い野菜ほど、ビタミンC、ポリフェノール、カロテンといった栄養素を多く含むことになります。

旬の野菜の小松菜・ホウレンソウを選ぶ際には色の濃いものを選ぶといいでしょう。

また、白菜のような色の薄い野菜でも同じこと。
白菜を選ぶときは、外葉の部分が濃いものを選ぶとより栄養価が高いものを得られます。
外葉の部分には、緑色野菜と同じように抗酸化ビタミンが多く含まれているので、
柔らかく煮るなどして食べるといいですね。

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Q34.「オリゴ糖」は、腸内の善玉菌を増やす??

クイズ

 

「オリゴ糖」は、腸内の善玉菌を増やす?

答え

 

Yes

解説

 

「オリゴ糖」は健康食品やヨーグルト、ダイエット食品の甘味料として用いられています。

「オリゴ糖」は人の消化酵素では分解されずに腸まで届き、 腸内でビフィズス菌などの善玉菌の栄養源となり腸内環境を整えます。

「オリゴ糖」が腸内細菌によって発酵すると、善玉菌が酢酸や乳酸をつくり、腸のぜん動運動が活発になり、便秘の改善にも役立ちます。


それ以外にも「オリゴ糖」は以下のような効果があると言われています。

 ①食べてもほとんど吸収されないことから糖尿病やダイエットの人でも安心して摂れます。
 
 ②腸内の余分なコレステロールや胆汁酸を吸収・排出する作用するので動脈硬化の予防効果が期待できる。
 
 ③虫歯の原因となるミュータント菌のエサとしてはほとんど利用されることがないため虫歯になりにくい。

 

ただし・・・

 ほかの糖質と同様に、摂りすぎにはご注意ください。
 砂糖の半分以下とはいえカロリーがないわけではありません。
 また、一度にたくさん摂りすぎると、お腹がゆるくなることもあります。

腸内環境を良くし、「オリゴ糖」を摂れるサプリは<<こちら>>

『eプロバイオミンα360』リニューアルのお知らせ!!

『eプロバイオミンα』がさらに進化!
「SPEx」(スペックス)、「ENM」(エンザミン)、「乳酸菌」の機能をより高める為、原材料を見直し、
より腸内環境の改善・維持に特化したプロバイオティクスになりました。
※価格・粒数に変更はありません。


●「難消化性デキストリン」と「オリゴ糖」をプラス

フィッシュコラーゲンに代わり「難消化性デキストリン」と「オリゴ糖」が加わりました。

・難消化性デキストリン
糖分やコレステロールなどの吸収を抑える作用があります。
・オリゴ糖
内に棲んでいるビフィズス菌のエサとなり腸内環境を整えます。


●「植物醗酵エキス」増量


●「香料」を外しました。

※対象製品は、eプロバイオミンα 360粒入です。 
 eプロバイオミンα 180粒入に関しましては、2月中頃から順次切り替わる予定です。


eプロバイオミンα (旧)eプロバイオミンα (新)
名称コラーゲンペプチド等含有加工食品植物醗酵エキス等含有加工食品
原材料
  • 還元麦芽糖水飴
  • フィッシュコラーゲンペプチド
  • SPEx(植物醗酵エキス)
  • ENM(植物醗酵エキス)
  • 酵母エキス
  • 乳酸菌末(殺菌)
  • 未焼成カルシウム
  • クエン酸
  • ステアリン酸カルシウム
  • 香料
  • 甘味料(ステビア)
  • ビタミンD

    (原材料の一部に乳、ゼラチンを含む)
  • 還元麦芽糖水飴
  • SPEx(植物醗酵エキス)
  • 難消化性デキストリン
  • ガラクトオリゴ糖
  • ENM(植物醗酵エキス)
  • 酵母エキス
  • 乳酸菌
  • 未焼成カルシウム
  • クエン酸
  • ステアリン酸カルシウム
  • 甘味料(ステビア)
  • ビタミンD